3/19作業報告

3月 25th, 2012

ブログ担当の間宮加奈子です。どうぞよろしくお願いします。

国分寺から参加なので、距離が遠いのですが、自給道場がんばって参加します!

さて、報告が遅くなりましたが、3月19日(月)、
へっころ谷さんで自給道場の田んぼで植えるイネの種の選別と温湯消毒をしました。

休日の合間で大忙しのへっころ谷さんでの作業でした。

講師は相原農園の相原さん。
田んぼに植えるのはうるち米はアキニシキという種類。
コシヒカリの血筋を持つお米で、大粒。
台風や草に強い育てやすい品種だそう。
もともとはこの地域の奨励米だったそうですが、
食味がいい品種がどんどん出てきて、今はあまり人気がないそうです。
でも特性から有機農業に向いている品種だそうです。
相原さんの所では20年以上育てている品種で、へっころ谷さんでも食べられます。

もち米はマンゲツモチ。名前がかわいいですね!
こちらは弾力のあるお持ちで神奈川県では有機農業でよく作られています。

 

 

 

 

 

この日実施した作業は1.塩水選と2.湯湯消毒です。

1.塩水選
塩水選は比重選の一つであり、比重計を使います。
うるち米の場合は、比重計の目盛りが1.13となる塩水に籾殻をいれて、
沈んだ籾殻を選別します。(※餅米は1.08となる塩水で同じように実施)

沈んだ籾殻がいい種です。選別することによってそろいがよくなり、
病気に強いものが残ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.湯湯消毒
その後水洗いして60℃のお湯で7分間消毒します。
1.から2.は手際よくやるのがポイントです。
湯湯消毒をする理由は、いい種に多く含まれる休眠物質を壊す作用があります。
また湯湯消毒するので病気の発生を抑えます。
ある実験によると、60℃のお湯で7分間というのが病気の発生率を
極力抑えられるバランスだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでがへっころ谷さんで実施した作業です。

その後、各自湯湯消毒した籾殻を持ってかえり「浸種」という作業を続けます。
浸種は「日にち × 温度 =100」となるようにするのですが、
休眠の長い種に大しては長く低温につけるのが良いそうです。
そのため、今回は5℃(冷蔵庫内の温度)× 20日で実施します。
1日に1回、水を入れ替えます。
入れ替える間に1時間ほど水からだして空気を吸わせます。

本当はここですぐ種まきをした方がいいのですが、
種まきはもう少し先になるので、その後は陰干しして冷蔵庫で保存します。
今毎日せっせとお世話しています!

参加した皆さん、状況はいかがでしょうか?

田植えは何回かしたことがありますが、
事前準備から関わるのは初めてなので新しい発見がたくさんです!

また次回の作業が楽しみですね~


5 Comments

  1. えつこ より:

    本日、4月8日の夜で終了です!

    陰干しして冷蔵庫保存ですね。

    長かったようで短かったね。

    みなさまおつかれさまでした。

    • ゆりねえ より:

      種もみ冷蔵庫保存中です☆
      みんなと一緒に芽出るかな?どきどき…

  2. 竹本秀一郎 より:

    飛び込みで参加させて頂いて、ありがとうございました!
    毎日冷蔵庫でお米の様子みて楽しんでます。
    次回の予定がわかりましたら教えてください(^-^)

  3. えつこ より:

    いま毎日タネのお世話をしています!
    ネットがやや破れ気味。。。

    種まきがまちどおしいです♪

  4. 加藤 由里子 より:

    加奈ちゃん、報告ありがとうございます。
    持ち帰った種籾たちを毎日冷蔵庫から取り出してはニヤニヤしています。
    3月19日から20日間だと、4月8日でしょうか?
    それとも、9日がよいのか…どなたか教えてください~!

    ゆりねえ

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