◆米の種蒔き◆自然農スタイル!!

4月 28th, 2012

田んぼの種まきは、自然農スタイルと有機農法スタイルの2パターンをする私達。
今日はまず自然農パターンからです。

この日は馬場さんが自然農の種まきを教えてもらいながら作業を行ないました。

自然農の種まきは田んぼに直接タネ蒔きします。
苗床の広さを決めるためにまずは田んぼの計測から。

その場に落ちている枝と麻ひもをつかって直線をとって
その距離を測ります。半分の位置にマークをしておきます。

それぞれ半分の位置にマークしたところを
対角線ではかってだいたいの面積を出します。

今回は1m×3mの苗床を準備。

まずは表土を削ります。
これは雑草の種を取り除くためです。

2~3cmを剥ぎ取るようにクワで削ります。

綺麗に削り取ったら、平らに鎮圧します。
クワの先端がでているもので穴が開いてしまうと
その中にタネが沈んでしまうので
そこを綺麗に平らにします。

平らにしたところでタネを1mくらいの高さから
まんべんなく蒔きます。

その後一粒一粒の間が、2cm以上になるように
みんなで手でひとつひとつ離して蒔いていきます。


時々俯瞰でみながら、まとまっているところを離していきます。

もくもくと馬場さんは作業してくれましたが
みんながもういいかなと離れたあとも
一人で黙々とタネの間隔を調整してくれました。

そして大豆畑のこれまたタネの含まれていない
土を掘り出して、両手をこすり合わせるようにして土をやさしく覆土していきます。

さらに細長い草を刈ってきてまんべんなく多いかぶせます。
その上からクワで鎮圧。

・・・とここまではほとんど力はいらない作業でしたが
ここからはドカタ作業でした。

スコップで苗床の周りの土を掘り起こす作業です。
モグラよけのために周りをぐるっと掘ります。

スコップでひとつひとつ土のかたまりを切り出していきます。
欲張りすぎると綺麗にほれず、少なすぎると時間がかかる・・・。
女子はあまり無理せず小さくコンパクトに切り出すほうがよいかもです。

その上に動物よけの不職布をかけて、どろでおさえて完成。
その苗床がおわったら、今度は田んぼの畦の内側をぐるっと同じように掘ってい
きました。
途方もない作業のようでも、後半は自然と体が動くし慣れもあって、みんなでやれば
あっというまに終了。

掘り出した土を畦に載せて、田んぼのへこんだところにも土をかぶせる。
8:30~13:00くらいまでノンストップで作業完了。

田んぼのまんなかでお弁当を食べて
この日は作業終了。

2.3日までまで馬場さん抜きで作業しようとしていた私たち。
なんと無謀だったことか。。。

ひとつひとつ丁寧な仕事っぷりに驚きながら
その仕上がりの美しさに感動しました。

場が整っている感じでとても美しかったです。
2週間後に雑草取りをする予定です。


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