2012年、イマジン自給道場へ
レギュラーメンバー並みに参加していたくみです。
今年はボランティアからレギュラーメンバーとなり
ブログを担当させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします!
2013年4月9日(火)
へっころ谷の定休日にお店をお借りして種籾の選別作業をさせていただきました~。
(ケンゴさん、いつもありがとうございます!)
二年目の今年は相原さんにレクチャーしていただきましたが
今年からは自分たちでしっかりとやっていかねばなりません。
昨年アップしてくれた記事に助けられました。
かなちゃん、記録をしっかり残してくれてありがとう!
この日はうるち米の「アキニシキ」の種籾をみんなで持ち寄り、
去年と同じように有機栽培米を塩水で選別します。
自然農 1反6合 → 多めに7合をつかうことにしました。
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〇用意するもの
種籾、塩水選計(新鮮な生卵)、食塩、大きな鍋、大きなバケツ、ざる、ボウル、
目の細かい袋状のネット(三角ネット)、など
塩はたくさん使うのでコストの安い食塩でじゅうぶんだそう。
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1. 大きめの鍋にたっぷりの湯をわかしはじめます。
(塩水選後の籾の消毒用)
2. 大きめのたる(?)に水をたっぷり張り塩水線計で計りながら食塩をいれていきます。
目盛りは下の方が厳しめとのことだったので下の線ギリギリ(うるち=1.13)にあわせます。
3. 塩水濃度がきまったら、たるの底にざるを沈めておきます。
こうしておくとよい種籾がざるに落ちるので後々作業しやすい。
お湯の温度計測中。60~65℃にキープしておきます。
温度が下がりやすいので注意します。
5. 沈んだ比重の重い籾を栽培用のタネとし、
浮かび上がったものは小さなざるなどですくって除きます。
★籾に塩分が浸透するので、この作業はなるべく迅速に!
6. 沈んだ籾と浮いた籾を選別できたら
沈んだ籾をざるからネットにいれて流水でよく塩分を洗い流します。
しっかり何度も流さないと塩が残り塩害になるので要注意!
7. 籾をよく洗ったら60~63℃くらいのお湯にネットごと入れ、7分間 籾を消毒をします。
70℃を越えると籾が死滅してしまうので、お湯の温度は必ず高くても65℃までに保つようにします。
温度が下がり過ぎないように沸騰したお湯も用意しておくとよいでしょう。
(ガス台で行うと温度管理がしやすいです)
このとき鍋の底や壁?は高温なので、籾が触れないように気をつけて。
この作業を行うことで病気を防いだり、籾の休眠物質を壊すことができるそうです。
8. 7分消毒したら作業終わり!
あとは10等分にして三角ネットにいれ
各メンバーが管理するためひとつずつ自宅へ持ち帰りました。
発芽させ20日後に田んぼに持ち寄ります。
【自宅での管理のしかた】
種籾を水に浸し冷蔵庫で管理。毎日水を替えます。
その際1時間ほど空気に触れさせ、また冷蔵庫へ。これを20日間くりかえし(日にち×温度=100)
発芽させ20日後に田んぼに持ち寄ります。
もし発芽しなかったら一晩30~35℃くらいの場所(お風呂など)に置いておくと発芽しやすいそうです。
一晩でもけっこう発芽するそうです。
4/18 現在
すでにけっこう芽が出てきていてとってもかわいいです。
引き続きお世話して元気なお米に育つようお世話を続けていきます♪
(くみ)